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【GAS】並べ替え・重複削除の方法|sort/removeDuplicatesの使い方(コピペOK)

データがたまってきたら、「金額が高い順に並べ替える」「重複行を消す」といった整理をGASで自動化したくなります。並べ替えは sort、重複削除は removeDuplicates で行います。この記事ではコピペで動くコード例と、ヘッダ行や列番号のつまずきを解説します。

この記事のポイント

  • 並べ替えは範囲に対して sort({column: 列番号, ascending: true/false})
  • 複数キーは配列で sort([{column:1...}, {column:2...}])
  • 重複削除は removeDuplicates()(特定列基準は removeDuplicates([列番号]))
  • ヘッダ行を巻き込まないよう、対象範囲は2行目からにする
目次

範囲を並べ替える:sort

並べ替えたい範囲を getRange で取得し、sort に「どの列で・昇順か降順か」を渡します。ヘッダを動かさないよう、範囲は2行目からにします。

function sortByAmount() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  const last = sheet.getLastRow();

  // 2行目から(ヘッダ除く)A:C を、2列目(B列=金額)で降順
  sheet.getRange(2, 1, last - 1, 3).sort({ column: 2, ascending: false });
}

注意:column はシートの絶対列番号です(A=1, B=2…)。範囲がB列始まりでも、B列は 2 と数えます。

複数の条件で並べ替える

「部署で昇順 → その中で金額の降順」のような多段ソートは、条件を配列で渡します。

function sortMulti() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  const last = sheet.getLastRow();

  sheet.getRange(2, 1, last - 1, 3).sort([
    { column: 1, ascending: true },  // まずA列で昇順
    { column: 2, ascending: false }  // 同値ならB列で降順
  ]);
}

ヘッダを固定してシート全体を並べ替える

固定行(フリーズした行)を設定していれば、sheet.sort でシート全体をソートしても固定行は動きません。

function sortSheet() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  sheet.setFrozenRows(1);  // 1行目を固定(ヘッダ)
  sheet.sort(2, false);    // 2列目で降順(固定行は除外される)
}

重複行を削除する:removeDuplicates

範囲に対して removeDuplicates() を呼ぶと、内容が完全に同じ行を1つ残して削除します。

function removeDup() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  const last = sheet.getLastRow();

  // 行全体が重複しているものを削除(最初の1件を残す)
  sheet.getRange(2, 1, last - 1, 3).removeDuplicates();
}

「メールアドレス列が同じなら重複とみなす」のように特定の列だけで判定したいときは、列番号の配列を渡します。

function removeDupByEmail() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  const last = sheet.getLastRow();

  // 1列目(A列)が同じ行を重複とみなして削除
  sheet.getRange(2, 1, last - 1, 3).removeDuplicates([1]);
}

よくあるつまずきと直し方

ヘッダまで並べ替えられる → 対象範囲を getRange(2, 1, ...) と2行目からにする。または setFrozenRows(1) + sheet.sort()。

違う列でソートされる → column はシートの絶対列番号(A=1)。範囲の何番目か、ではありません。

removeDuplicatesで思ったより消えない/消えすぎる → 引数なしは「行全体が完全一致」のみ。特定列基準にしたいときは removeDuplicates([列番号])。

空白や全角半角で重複扱いされない → 文字列の前後空白や全角/半角の違いは別物と判定されます。事前に整形を。

この記事のポイント(まとめ)

やりたいこと 使うもの
1列で並べ替え range.sort({column: 列, ascending: true/false})
複数条件で並べ替え range.sort([{...}, {...}])
シート全体(ヘッダ固定) setFrozenRows(1) + sheet.sort(列)
重複削除(行全体) range.removeDuplicates()
重複削除(特定列基準) range.removeDuplicates([列番号])

次のステップ

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